ヤスコフ中尉の★赤の小部屋★

こんばんは。今日は久しぶりにロシア海軍の艦船の第二弾を紹介しようと思います。



こちらは原子力ミサイル巡洋艦キーロフです。

大戦後の1977年に進水された世界最大級の原子力巡洋艦です。

始めは7～9隻が建造される予定でしたが、最終的には4隻が建造されました。





こちらは2番艦のフルンゼだと思われます。
キーロフ級巡洋艦の艦船名はソビエト連邦の時代と今のロシア連邦になってからは名前が変わっています。

「キーロフ」→「アドミラル・ウシャコフ」
「フルンゼ」→「アドミラル・ラザレフ」
「カリーニン」→「アドミラル・ナヒモフ」
「ユーリ・アンドロポフ」→「ピョートル・ウ゛ェリーキィ」とソ連時代はロシア革命時代や戦後の政治家の名前であり、ロシア連邦になってからは、帝制ロシア時代の海軍提督やロシア皇帝の名前に変わっています。

キーロフ級巡洋艦は世界で初めて広範囲な探索・検知可能なレーダーシステムを搭載した艦船です。





こちらがそのレーダーの拡大画像ですが、この型が女性の乳房に似ている事から「グルーチ」（ロシア語でおっぱい）と名付けられ乗組員からはおっぱいレーダーと呼ばれています。

実はこのレーダーシステム、アメリカ海軍が開発したイージス級艦船が搭載しているフェーズド・アレイ・レーダーと同等のシステムがアメリカよりも先に作られこのキーロフ級艦船に搭載されてたんですね！

兵装及び特徴、他のイージス級艦船との比較、最近のキーロフ級艦船の話しについてはまた次回に。それでは。(^-^)/